結婚と同居の間に

結婚と同時に嫁家で完全同居を始めたマスオさんの記録。精神を病み、今は回復中だけれどもこれまでのことやこれからのことを記したい。同居を迫られている方の参考になれば幸いです。

親子共依存について考えるーその3 嫁の中の娘と母

色んな本を読んでは考え、読んでは考えしていると、なんとなくわかってきたこと。

 

親子共依存の関係を考えていると、

義父は娘を嫁に出したとも思ってる素ぶりもなかったし、親子の境界線はほぼ見当たらなかった。

命令口調、ボクの前でも嫁にキツく言ってる姿はいつものことだった。嫁はビクッとなって萎縮してた。

(そんな姿、親子関係は普通見たくないし、見せたくないと思うんだが。正直ボクにはすごくストレスだった。)

 

嫁は親に意見を言えないし、反抗もない。 

ボクは妙な無力感を感じて、それもストレスのひとつだったが、嫁が無力化されている姿は不憫だった。

そんな時よく、後で嫁に声をかけようか、その場で自分の前でそんなやりとりは勘弁してくれと言おうかと迷ったが、やはり親子には切り込むことは難しい。

 

 

さて、疑問だったのは、なぜこの関係で「私がいないとお父さんが心配」になるんだろうなということ。

 

そりゃ、1人にするんだから分からなくもないけど、他県に行くような話でもなかったのに。

 

なんでだろう?うーん…と考えていて、少し分かった。

 

嫁は母の代わりもしている、これだ。

自分がいないと〜っていうのは、嫁の中にいる母代わりの嫁が言っているんだな。

 

たまに義父は反抗的な息子が母親に言うような生意気な感じの口調でものを言ってたりしたから、もしかすると、婆ちゃんの代わりもしてたのかもしれない。

 

 

でも、誰も言ってくれなかったのかな。

 

「結婚したんだから、もういいんだよ。」って。

 

普通は寂しくても親がそれを言ってあげなきゃいけないと思うし…親しかそれを言ってあげれないと思うのだが…。

 

自分で自分に許可を出すって必要だと思うんだ。こんなこと共依存について考えてなかったら気付かなかったな。

意識せずやってることだからね。

 

みんな嫁の背中にどれだけ色んな負担を担がせてきたんだろ。

 

誰かの許可を待ってるんだろうけど。

親はどう足掻いても許可を出すようには思えない…。基本的には親が担がせてるから。

 

嫁が精神的な窮屈感や担いでいるものから解放されたらって思うけど、嫁が精神的に窮屈とか自分が不安定な吊橋にいるとか気付いていなければ何の意味もないんだよな。またボクの素振りになるのかな…。

 

 

 

これもどう手をつければいいのか分からないことのひとつ。

親子共依存について考えるーその2:嫁が抱えるもの

嫁と話をしていても、ボクは誰と話をしているのか分からなくなる時があった。

嫁は2つの表情を見せる。

1つ目は付き合っていた頃の表情。

2つ目は何かがのしかかっているような重い表情。

 

最近たまに会うと基本は2つ目の表情が多いんだけど、それでも少し顔をだす1つ目の表情にボクは望みを賭けている。

 

2つ目の表情を見せる時は、家の話や親の話をする時。要は「これからどうしていこう」という話をする時だ。一体誰のセリフなの?と思うくらいいつもと違うし、それが自分の言葉でもないことはボクもつくづく気付いてはいた。先祖・親が言ってきたことだね。

 

嫁が抱える”もの”。これは”重責”と書こうかと迷ったんだけれども、果たしてそれが重責がどうか分からないのであえて”もの”にした。

 

嫁は小さい時から

・将来は婿養子をもらっておうちを継ぐんだよね

・お墓を守らなきゃね

・おうちを守らなきゃね

みたいなことを多分みんなに言われて育ってきたと思う。これは推測だけど。

小さい時って世界が狭いから親や爺ちゃん婆ちゃんのいうことは全部正しいと思うし全部吸収するし、それを達成するとみんなに褒めてもらえるって思うんだ。

多分、それがベースになってる。

 

ただね、それの話をする時、顔が重いんだよね。死んだような表情。

多分自分の中でもいろんなことを我慢してきたというのもあるだろうし、本当にそれが楽しくてみんなが欲しがるような素敵なものだったら、そんな表情にはならないと思うし、それをどう活かそうか前向きな表情になると思うんだ。

 

例えばそれが”10億円の現金”だったとしたらどうだろう?

「”10億円”を継がなきゃいけないんだけど・・・」って暗く重い表情で話をするだろうか?「このうちいくらはこう使って、残りと自分たちの財産の残りは次の代に残してあげよう」とか前向きな話になると思うんだよね。

 

例えばそれがミカン山だったとしたたどうだろう?

これはいらないという人も多いと思うけど、ボクは嬉しいね。

「ミカン山を継がなきゃいけないんだけどさ、どうしよう?こうやってああやってこんなのどう?」みたいな話をしそう。

ボクならある程度伐採して色んな柑橘類を植えたい。

 

”10億円”は全くぶっ飛んだ例だけど、比較するにはとてもわかりやすいと思う。

”それに価値があって大事”と思うなら、(例え金銭的な価値はつけられなくてもね)もっと、楽しい表情で話せると思うんだよね。

自分でもそれが重苦しく自分にのしかかってることを分かってるんだろうね。だから、いつも本来の表情を殺したような別の顔を表してくる・・・。

 

 

それに、そののしかかりは、「それを子に継がせるため」という連鎖から、「子供を早く作らないと」っていう焦りにつながっている。

可能性がなくなったわけじゃないからもっと落ち着いて欲しいとは思うけど。

 

でも、親戚を一同思い浮かべてみて、もしここで赤ちゃんができなかったとして、誰かそのことを責める人がいるだろうか?

「なんで子供作れなかったの!!」とか言う人はいないよね。会ったことはないけれど嫁を可愛がってくれてた亡くなった婆ちゃんもそんなことは言わないと思う。

ただ、もし義父ならなんと言うだろう?これを嫁に聞いてみたい。多分口をつぐむだろうけれど。

多分、その口をつぐむ理由が、代々継いできたものを重責と捉えている理由だと思う。

多分婆ちゃんはそんな重責を担がせるつもりで言っていたわけじゃないと思う。次につながればって程度のどちらかと言うと重責でなく夢に近かったんじゃないかと勝手に推測する。

 

 

これまで、どこからこの連鎖が始まったのか知らないけれど、おそらく義父の代も、「まずは子供を作る」ことでその重責を次の代に担がせてきたんだろう。

だから嫁も、2人で住むという話はよそに(まだ義父にも話をしていないようなので”よそに”ね)子供の話ばかりする。

同じことをしている。子供ができれば次に担がせることができるから。

 

多分、共依存で気持ちを支配されることで、夢程度に言われてきたことが本人の中で重責になってるんだろうなぁと思った。

 

 

しかし、共依存親子にメスを入れることができるか少し不安だな。

親戚に手伝ってもらうしかないかもな。

 

親子共依存について考えるーその1

エピソードを書いたログは、病んでいたときを思い出して書いているので言葉も汚い。ボクは穏やかな性格だったのに、やっぱり人は変わるんだろうね。

 

さて、別居で実家に帰ってきてからすでに1年以上経っているのだが、全てが解決して帰ってきたわけじゃないので、毎日心のどこかにモヤモヤが溜まっている。

適応障害うつ病自体は治っている。考え事をして胃が痛くなったり、吐き気が戻って来ることはあるものの、精神はまぁまぁ健康だと思う。

 

少し前から嫁とたまに会って2人で暮らす方向で話をしているけれども、嫁はなんだか上の空。

ボクがそう提案しているから仕方なく会って話をしているという雰囲気が漏れてきている。

こっちは色々と話をしたいんだけど、”住む”話から飛んで”赤ちゃん、子ども”の話に変えられる。それも大事なのは分かっているんだけど、まずは土台を作らないと!ってボクは思っている。

 

最近、「毒になる親(スーザン・フォワード著)」を薦められたので読んでみた。

まさしく目からウロコとはこのこと。

ただ、嫁が子供の時に虐待を受けたり親がアル中だったり、他人に暴力を振るうという訳ではないので、全てがその通りではない。

しかし、親子共依存の根底はおそらく似たようなものだろうなとは思う。

 

これまでの義父や嫁の言動、自分が起こした行動を振り返りながら読むと、なんとなく父娘の関係、嫁を取り巻いていた環境、なんとなく絡んで見えなかった本質が見えてきた。

 

これは整理の記録として残しておこう。

 

☆嫁の言動から見て取れる共依存のそぶり

・ボクの好みが義父と同じだと「それお父さんと同じだよ」と喜ぶ。

 少し違うと「お父さんはXX派なんだよねぇ」と残念がる。

・義父が好きなものは嫁も好き、義父が褒めるものは嫁も褒める、逆も然り。

・「マスオさんにはあんなことを言うけど、お父さんは認めた人としか話をしないんだから、マスオさんはお父さんに認められてるってことなの。」

義父がおかしなこと(理不尽な命令をしたり)をしても「はい」と受け入れる

義父に反抗しない、意見を言えないため、義父とボクの間に立てない。

・親がなりたかったという職業を嫁も追っていた。

・どこに行くにも一緒。

 (これは母の代わりという印象が強い。ボクがそう思っているだけかも。)

・周りから言われ続けた「家を継ぐ」ということに固執する。

 また、まだ見ぬ子にそれを託そうとしている。連鎖!!

 (心の一部が「家の従属物」となっているのではないかと少し心配。)

・親は自分なしでは生きていけないと思っている。

・親の顔色を伺う。

・ボクが義父のことで嫁に色々いうと間で調整するのではなく、「父のことも考えてあげてよ」という。

 

義父の行動から見て取れる共依存の言動

・「〜をしろ」「〜はするな」の強制を使う。

・嫁の行動は全て把握したい

(何時にどこに何をしに行って何時に帰ってくるか、子作りについても状況を報告しろ等)

・嫁が義父に意見すると怒る

・ボクが「〜してください」と言ったとき、「親に命令したな!」と大激怒

・ボクを試す、競おうとする

・謝らない

・謝れと言われれば表面上謝るが、そこから話を整理しようとすると「もう謝ったからいいだろ!」と怒る。

・やっていないことを指摘されると「それでもやったんだよ!」と怒る。

・全部自分の思い通りにしたい

・自分だけ話から外されていると怒る。

・(多すぎる!略!!)

 

こう書き出すと義父のそぶりというのは実家族では全く見たことがない行動ばかりだ・・・。そりゃボクも具合悪くなるわ。比較のため実実家の対象表も最後に書いてみるか。

 

☆状況の整理

家庭内部が妙なバランス(親の独裁、完全支配)でバランスを保っていたため、「ボク」がその中に入ったことで吊り橋が揺れ始めたのかもしれない。

ボクが真っ当なことを指摘したりするとバランスが崩れる。

ボクは共依存関係にないので、義父の支配下にいるつもりもない。

義父は家庭の中に支配できない部分があるので不満が溜まる。家庭の中で神である義父の立ち位置が揺らいでしまうので、気に入らないと怒ったり、これまで娘にしてきたようにコントロールしようとしてきた。

 

挙句、ボクはうつ病になる。

 

「嫁家にいると具合が悪化する。同居解消しよう。」というボクの意見と「親が心配」という嫁の意見。

同居を解消せずルール作りを提案しだした嫁。

それは「親が心配」という気持ちが支配的ということ。

「結婚したらボクと嫁は一緒の車に乗っていて、義父は別の車に乗っている」と思っていたのが、実際は「ボクの車にはボクしか乗っておらず、嫁は義父の助手席に乗っている」状況。

 

さて、どうしたものか・・・

 

 

 

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対照表

☆嫁の言動から見て取れる共依存のそぶりとボクの言動

・ボクの好みが義父と同じだと「それお父さんと同じだよ」と喜ぶ。

 少し違うと「お父さんはXX派なんだよねぇ」と残念がる。

→なんも言わねぇかな。そんな発想がなかった。

 

・義父が好きなものは嫁も好き、義父が褒めるものは嫁も褒める、逆も然り。

→いくら家族でもみんな価値観がそれぞれ。家族の誰かがこの人はいけすかないとか言ってても、「ボクはこの人〜〜だから嫌いじゃない」みたいな。

 

・「マスオさんにはあんなことを言うけど、お父さんは認めた人としか話をしないんだから、マスオさんはお父さんに認められてるってことなの。」

→この発想もなかったな。会社じゃないんだし、うちの親なんて近所とも遊び仲間とも何の分け隔てもなく喋るよ。認める認めないって言う発想がない。

 

義父がおかしなこと(理不尽な命令をしたり)をしても「はい」と受け入れる

→返事は「あ?理由は?」の一言だね。

 

義父に反抗しない、意見を言えないため、義父とボクの間に立てない。

→バリバリの自己主張をするし、親も聞いてくれる。

 

・親がなりたかったという職業を嫁も追っていた。

→兄弟みんな自分のやりたいことを持って大学行って親とは違う仕事をしている。

会社を継ぐという選択肢もあったが、誰も選択せず。だって、従業員の人たちのことを考えるとね、コネ・血縁にいいことはない。

 

・どこに行くにも一緒。

 (これは母の代わりという印象が強い。ボクがそう思っているだけかも。)

→基本はバラバラ。時と場合による。

 

・周りから言われ続けた「家を継ぐ」ということに固執する。

 また、まだ見ぬ子にそれを託そうとしている。連鎖!!

 (心の一部が「家の従属物」となっているのではないかと少し心配。)

→何も継ぐものがないんだけど、それは婆ちゃんの教え。

「田んぼとか畑とか持ってる人と結婚するな。なんかあるごとに手伝え手伝えて言われて顔合わせることになる。無駄な苦労する。」

・・・ばあちゃん、ごめん。結婚した後にこれ聞かされた。。。苦労の真っ最中

 

・親は自分なしでは生きていけないと思っている。

→親は自分たちがいない方がのびのびできて良いんじゃない?なんか困ったら連絡来るやろ。あとはたまに顔見せるくらいでもいいし。

 

・親の顔色を伺う。

→ないね。まずない。

 

・ボクが義父のことで嫁に色々いうと間で調整するのではなく、「父のことも考えてあげてよ」という。

→嫁がボクの実家にきたことあんまりないから、うちの親になんか要求があるってのがない。ただ、もしあったとしても親との間に入るのは何も気にならないと思う。

 

 

義父の行動から見て取れる共依存の言動とボクの親の言動

・「〜をしろ」「〜はするな」の強制を使う。

→ない。子供の意志や選択を優先してくれた。相談すれば乗ってくれたし、どんな結果であろうとポジティブな意見を言ってくれた。「〜するな」と言われても自分で判断して決める。

 

・嫁の行動は全て把握したい

(何時にどこに何をしに行って何時に帰ってくるか、子作りについても状況を報告しろ等)

→ない。余計な詮索はしてこない。親に言うべきことは言うし、言わなくていいことは言わない。親子でもプライベートはある。

何か特別にあるならカレンダーに書いておく。

 

・嫁が義父に意見すると怒る

→意見すると「うん、それでいい」とあっさり終了する。

それか、そこからどうしたらいいかみんな自分のいいように意見を言い始める。

そして、何かしら決まる。

 

・ボクが「〜してください」と言ったとき、「親に命令したな!」と大激怒

→ない。まず激怒しない。そもそも「してください」を命令と捉えないよ普通。

「立ってるものは親でも使え」を地でいく家族。

 

・ボクを試す、競おうとする

→ない。まず人を試そうとしたり競おうとしゃしゃり出てきたりしない。

 多分、嫁が何か得意なことを見せたら「すごいね!」って感激すると思う。

 

・謝らない

→謝るときは謝る。

 

・謝れと言われれば表面上謝るが、そこから話を整理しようとすると「もう謝ったからいいだろ!」と怒る。

→ない。そもそも癇癪起こさないから。そこからきちんといろんな話になり、そして何かしら決まるかな?

 

・やっていないことを指摘されると「それでもやったんだよ!」と怒る。

→挽回しようと頼まれてもないことをやっている父の姿をたまに見る。そして慣れないことをしてミスして母になんか言われている。

 

・全部自分の思い通りにしたい

→ない。それぞれが自分のしたいことをやっていいんじゃない?みんな自分は自分だし、という感じ。

 

・自分だけ話から外されていると怒る。

→ない。興味のある話だと入って来るが、そうでなければ面倒臭そうにするか、いなくなるくらいだから。

 

 

こう見ると、うちの家族ってみんな好き勝手にしてるな。。。

薬にも毒にもならない家族って感じ。

 

エピソード6 カウンセラーが同情の涙

まだ別居前だったが、心理カウンセラーの友達と話をしたときのこと。

いろんな人がきてそれに寄り添うのが仕事だけど、ここまで不憫な話は初めてかもしれない、と泣いてくれた。

それがなぜまたマスオさんなのか、と。

 

 

こういうことがあって、ああいうことがあって、その都度主張するんだけれども何も伝わらない…というような話をしたんだが、友人曰く、

「これまでのマスオさんの行動は、自分の人格とか尊厳を主張しているって行動なんだけど、そもそもそれらは人が生れながらに持ってるものなの。今までそんな状況はもちろんなかっただろうし、まさかそんな扱いをされるなんて予想もしてなかっただろうし。そんな主張をしなきゃいけない環境にいるっていうことが不憫すぎて…泣」と。

 

 

色々あったなぁ。鬱発症事変のあとに自分の親父から電話がきて、「最悪の場合を考えるならいつ何をして誰とどういう話をしたとか全部メモしといた方がいいぞ」と言われて、全部メモしてた。いま見たら手帳が真っ黒だわ。

 

 

まず、結婚生活=同居生活のスタート初日から色々あったもんなぁ。

「今日からお世話になります。」って家に入ったところまではよかった。そこからだね。

これから生活する部屋に案内してくれだんだが、一切掃除もされておらず、壁や天井からホコリが垂れてる状態。もちろん足の裏は真っ黒、鼻はムズムズ…

壁からホコリが垂れてるんだから積もった厚さは想像に任せる。

 

ウソだろ…ってのが第一印象。

荷物はここに置いていいよって言ってくれた。またまた冗談を。こんなとこで開かれるわけないじゃない笑と思いながら、「いや、その前に掃除をしよう」と掃除道具探し。

掃除道具がない。掃除機はあったが、それじゃない。雑巾とバケツじゃないと無理だと思ったが、雑巾がないから荷物の緩衝材として持ってきたタオルをそのまんま雑巾にした…

 

嫁は何をしたらいいか戸惑いながらアタフタしてたが、指示して掃除させた。指示というか命令だったが。

 

遺品で置いてあるものもホコリで真っ白、垂れ下がってた。

 

ふと、色々考えたのは今でも覚えてる。

 

それは嫁家族がうちの実家に挨拶にみえたときのこと。

「マスオさんを大切にしますからご心配しないでください」とどっちかが言ってて、うちの母ちゃん泣いてたんだ。

そのシーンと、ボクが家を出る前の日、どんな生活になるだろうねーとかワイワイ家族で晩御飯食べてたときのシーン。

 

大切にする?は?先祖代々云々間を守らなきゃいけないから婿養子だ同居だって話をしてた割に、目の前にあるのはホコリまみれの遺品とおそらく20年掃除されていない環境…

言葉だけかい?…と。実家族と義家族のあまりの温度差に、父親と母親に対する申し訳なさで涙がでてきた。

 

初日から泣きながら掃除掃除掃除掃除。

いくら掃除しても綺麗にならない。

まっさらなタオルもまだ掃除終わってないのに真っ黒。

自分の気持ちと同じだったな、と今書きながら思った。ほんと、この日から汚い言葉を言ったり、怒ったりするようになった。それまで穏やかだったのになぁ。

 

「これが大切にするってことか!」と泣きながら怒って、嫁も泣きながら掃除掃除掃除。

 

途中で義父が「なにごと?もうケンカしてるの?」と呑気に入ってきた。嫁が泣きながら説明してたけど、「そう。」と言って出て行った。

 しかし悔しかった。生まれて初めて味わう悔しさ。そして親への申し訳なさ。

 

 

 

よく考えると親戚の人たちも気にかけてくれてたんだよな。お祝いに掃除機くれたり、親戚だけじゃなくて近所の人とかもボクの事務所に来て、色々気にかけてくれてた、今思えば。

みんな、「なんかあったら相談しにきな」と言ってた、ほんとみんな言ってた。

 

…そういうことだったのね。

 

ある人はこっそり仕事中の事務所に来て、色々と話をしてくれた。義家族には誰が来たとかも話を聞いたとか内緒にしといてほしいということで。

多分一番大変な思いをするだろうけど、さすがによその家庭の中までは踏み込んで話をつけてあげれないからなんかあったら相談してくれていいと。

 

まわりはいい人ばっかりだったんだけどな…

 

しかしなぜ当の本人たちはみんなが心配していることどおりの行動をとるのだろうか?

親子共依存のこと

エピソード5で嫁親子が深刻な親子共依存状態になっているかもしれないということを書いた。

 

これは今思うと本当に厄介な状況で、結婚生活を幸せなものにするには、「親子共依存」を解消しなければいけないと考えている。

 

「父と娘二人で助け合って生きてきたんだ。お前なかなか酷なやつだな。」と言われそうだが、それは実情を知らない人がいうセリフだ。

外から見れば強い絆で結ばれた親子というふうに見えるけど、そんな綺麗なものではない。

 

 

・親は全てを支配しなきゃ気がすまない

エピソード4でも書いたが、義父は嫁どころか、ボクの行動まで全て把握していないと気がすまなかったようだ。どこか出かける時ボクは「少し出かけてきます」と声かけをしていたんだが、義父はそれに対してもキレたことがある。

「何時にどこに出かけて何をして何時に帰ってくるかまで言え!」と。

 

はい?私はもう30歳過ぎてるんですよ?バッカじゃねぇの?と思っていたから流していたけど。

 

あとは、ボクは昼飯をとる時は会社の昼休みに外食をしていたんだ。

嫁と近くで会って二人で食べることもあれば、肉を食べにいったりしていた。

要は、嫁と二人の時間も欲しいし、家の献立で出てこないものをお昼に好きなように食べていた。それが数少ない楽しみでもあった。

 

しかし、義父はそのことについても

金の無駄だ!家で食べろ!無駄使いばかりするな!

とのたまった。

この義父は厄介で、嫁曰く家にお金がないらしい。もはやボクは聞く耳を持たなかったけど。

 

ボクはアナタに管理される筋合いはないのです。フンっ

 

ここで嫁よ、出番だぞ!と毎回期待していたが、「…はい」と。

 

この「…はい」も親子共依存によるものらしい。

 

 

・子は親に反抗しない

親が不当なことを言っていても、たとえそれが自分の旦那に対してでも、親に絶対反抗しないらしい。元々は親に心配をかけないようにしようという考えと親の言うことは全て正しいというところから捻じ曲がってこの状況に至るらしいが、子が反抗しないので親は子を突き放す機会を逃すらしい。その支配感を愛情と思うようだ。

 

よくあったなぁ…「ボクが言うと機嫌悪くなるんだから嫁からビシっとなんで言わないの?なんで「はい」って受け入れるのよ?」って、何回もこのセリフ言った気がする。

その度に「「はい」って言っておけば丸く収まるから。」と言っていたが、よく考えれば反抗しないんだもんな。そりゃ親父もあーなるわ。

 

・親の夢を子に託す

これ!大問題!!

義父は昔なりたかった職業があったのらしいが、嫁も全く同じことを言う。

まだこれは可愛い方だ。ふーん、と聞き流せる。

 

しかし!!!

少し前から、嫁とたまに会って2人で暮らそうという話をしているのだが、まだボクたちには子供もいないけれど「子供ができたらうちを継がせるから」と言うのだ。

何が問題かわからない人もいるかもしれないが、このセリフは爺さん婆さん、親、そして周りの人から嫁が小さい時から植えつけられたものだ。

父と二人になってもそれを守っていたから、多分ボクが結婚していなかったら誰も相手いなかったかもなぁと思う時がある。普通、婿養子希望なら高校出たくらいか20歳くらいで相手探しに翻弄して、婿にきてくれる代償を何かしら蓄えておくものだと思うのだが。30歳手前でも「私は婿養子じゃないとだめなんで」って言って回ってたし。

 

もちろん昔からの大企業を経営してるわけでもないし、地主というわけでもない。パッと見、継がせるようなものはないから、田んぼと畑とお墓と苗字かな。だから聞いたことがある。

「継ぐとか家を守るとか言ってるけど、何となくわかるようなわからないような状況なんだけど、何を継がせるの?家を守るって何をさせるの?」と。

 

「お墓も見てもらわないといけないし、先祖代々の田んぼとか畑とか・・・(モゴモゴ」と。

 

なんだか思うんだけど、それを子に継ぐことが正しいことと思っているかもしれないけれど、自分でもきちんと答えられないことを主張するもんじゃない。

これは「親子共依存の連鎖」と呼ばれるものらしい。

考えるまでもないけれど、「子どもに家を継がせる」というこの発言の中にボクの意思はおろか子供の意思も入っていないわけだ。

そうやって大人になったからそれを当たり前のことと思っているのかもしれない。まだ子供もいないのにすでにその連鎖の気配がするのでとても心配だ。

 

ボクとしては、そんな田んぼや畑のために子供を田舎に縛り付ける必要はないと思うし、自分のやりたいことがあるなら止めさせたくない。お墓だって盆正月に参ってくれれば良い、名前だって成人してどちらか選ばせれば良いと思っている。

 

少し前から2人で暮らす方向で話をしているが、この点はきちんと確認しておこうと思う。

 

 

・自分がいないと親が困る

ボクがまだ同居していた時、鬱やら適応障害の症状が酷くて、早く同居解消に向けて話を進めようとしていた頃だった。

このまま同居を続ければ自分の旦那が病んでいってしまうという状況で嫁が言ったこと、

「私がいないとお父さんが困っちゃうから…」。

 

そうかい、旦那の心配はよそにおいてしまったんだな・・・。

 

結局、同居を解消せずに「XXを心がけるようにする、YYなことは干渉しないようにする」とかルール作りで解消しようと言い出した。

それは同居を決めた結婚前から、親に言っておいてよってボクが言っていたことじゃないか。親が怒鳴ることを恐れて何も言えなかったから最悪な状況になったんだよ。

もはや論外の提案である。

 

・ボクが思ったことと悩んでいること

まず、親子共依存という状態を第三者視点で見ると、親子だから付け入る隙もないんだよ。親子のつながりというのは強いからね。その間で共依存関係に陥ってしまうと第三者じゃ何もできない。

解決方法は「親子のどちらかがそれに気づいて、自立するように意識すること」らしい。一度嫁に「親子共依存かもしれないよ」って少し話をしたことがあるが、「あなたには兄弟もいるし両親も健在だけど、うちは私と父と二人だけなの。わかるでしょ?」

と、ボクが嫁を病気扱いし、親子をひっぺがそうとする悪者みたいに言われてしまった。

何かいい方法はないのかな?????これが最近の悩みのタネである。

 

なぜボクがこんなにも親子共依存の解消を望んでいるかというと。。。

2人で暮らそうという話をしているのだが、例えば2人で暮らす賃貸を借りたら、ボクと嫁はそこに住む。嫁は実家の家事もやってあげなきゃと言っているので、実家とアパートの行き来をするようになるだろう。

まず1点目として、その頻度や入り浸り度の程度を懸念している。現状、親の言うことがボクの言うことよりも重要視されている。義父があーだこーだと生活の不満を言い出したらどうなるだろう?おそらく、「旦那は一人でも大丈夫なんだし」ってなりそう。

この時点でボクがただの一人暮らし状態になれば、それは夫婦関係の破綻だからそこで終了。それ以上は解決策なんて考えても無理なんだし。

 

2点目として、子供と共依存関係を築きあげる可能性があること。

「子どもに家を継がせる」という発言から推測できるけれども、「子どもは嫁家中心で育てていきます」という表明にも取れる。要は周りが言い聞かせる必要があるからね。

ボクみたいな流浪の民的発想を持たれては、先祖代々の守るものを引き継げないから困るだろう。

 

 

というか、半年前くらいから2人で暮らす話をしているのに、まだ親にそれを言ってないって、なんなだろう?

もはやいい方向に進めたいなんて望まない方がいいのかな?

 

エピソード5 初めての心療内科

5. 嫁よ、君はなぜ嫁ではなく「娘」でいるんだ??

のエピソードを書こうかと思ったんだけど、基本的に常にそうだったし、鬱発症事変もある意味これが原因のひとつでもある。

だいたい問題を抱えた同居生活をしてる家庭は、これが全ての問題の元凶なんだと思う。

 

同居する話をしたときに、これを条件にしてたんだけどね、家の中でボクがいるときは娘じゃなくて嫁でいてくれと。

 

同居の提案をされてる方は、これを自分の配偶者がきちんと守れるかどうか確認された方が良い。

以上。

 

さて、そんなことあんなことがあって、鬱発症事変の翌日からボクの体調がおかしくなり始めた。

気分が重い、食欲がない、吐く、寝付けない、朝起きれない、朝がくるのがイヤ、仕事が手につかない、仕事でミスばかりする、自分が何をやっていたのか忘れる…などなど。

 

嫁と同居解消の話をしようとしても、なんだか話を前に進めようとしないし、相変わらずボクより親の心配ばかりしている。そんな姿を見るとさらに体調が悪くなっていった。

 

自分でも思った、鬱だろうな、と。

でも、誰かに聞いてもらえると少し楽になるかもしれないと思って、心理カウンセラーの友達に電話をした。

 

少しずつ溜まっていったストレスが、事をキッカケに崩れたのよ、と。

それは多分適応障害鬱病だから病院に行った方がいいよ、と。

カウンセラーは話を聞いてあげることはできるけど、家庭のことだから解決策決めたり治療とかできないからね、と。

 

それが心療内科を受診するキッカケにもなった。

 

そして、予想してなかったのだが、嫁と義父の関係が問題だという話になった。

それは「親子共依存」と呼ばれるもので、名前だけ見ると、二人で助け合って生きてきたんだから…と思うかもしれないが、そんな優しい話ではないようだ。

 

親子共依存についてはここが分かりやすいかな。

親子の共依存関係が持つ特徴や問題点、克服方法って?

 

親子共依存じゃないかという話を聞いていると、まさしくほとんど当てはまるのだ。

私がいてあげないとお父さんが困るからってニュアンスのことを理由にするのよ、同居解消の話をすると。同居解消しないとこのままボクが悪化していくってことも考慮してほしかったんだけど…

 

それで、ボクと逆パターンもよくある話のようで、母息子の二人家族に息子の嫁が入るパターン。

母息子が親子共依存で嫁さんが病んでカウンセリングを受けることが多くあるようだが、カウンセラー曰く、親子共依存の家庭に同居で入るとほぼ精神を病むか、さっと見切りをつけて実家に帰るお嫁さんは多いらしい。誰も間に入れないし、ひっぺがそうとしても離れないらしい。そのまま同居を続けるお嫁さんはカウンセリングの効果なく、だいたい意識のない生き物レベルまで病んでしまう、と。

解決策は職業柄出さないけど、今回は特別、家を出るべき!嫁が出ないなら1人ででも出なさい!と、カウンセラーの友達は助言してくれた。

 

そして、仕事の方だけど、順調に動き出したかなというところだったが、ミスばかりでお客さんにも迷惑をかけるので開店休業状態にした。バイトさん達にも申し訳ないけどってことで休んでもらうことにした。最低限のルーチンワークだけしかしないようにしたからかなり売上も落ちたし、閉鎖も考えた。

動いても地獄、止まっても地獄。

 

 

初めて心療内科に行った。

きれいなところで、隣で待っている人も顔がみえないような配慮がしてあった。

先生からも適応障害と軽い鬱病を発症していると言われた。

でも、大事なのは病名じゃなくて、どう治していくかです、と。適応障害はその環境から離れればすぐに治るけど、家庭の話だからこうしなさいと医者は言えない、ただし、離れると治るし留まると悪化する、と。

 

センセー!もう答え言ってるやん!!

 

いままで見たことない薬をたくさんもらってきた。適応障害とか鬱を薬で治すことはできないけど、症状を和らげることはできるからってことらしい。

気分が明るくなる薬とかよく眠れる薬とかいままで聞いたことないような薬をたくさんもらった。

 

そういうことで、同居を解消することが解決策だということも分かったし、少し嬉しくなった。

 

嫁にも心療内科での診断や解決方法つまり同居解消しかないということを話したが、相変わらず同居を解消せず、ソフト面での解決をしようと言ってくる。つまり、こういうルールにして、ここから先は干渉しないようにして云々と。

 

嫁よ、君の提案を君の親父がすんなり受け入れたことがあるかね?また、それを守ったことがあるかね?ズカズカとどこまでも踏み込んできてはマウンティングする人だぞ。

 

ボクがそんな薄っぺらい話を信用できるワケないじゃないか。

 

かくして、同居解消の方向で検討するボクと煮え切らない嫁という構造が出来上がった…

 

結局、嫁は煮え切らない、話が進まないうちにもボクの症状は悪化する一方だったから、ボクは少しだけ仕事の整理をして実家に帰った。

 

 

鬱発症事変は結婚して1年弱のときだった。

それから実家に帰るまで1ヶ月ほど。

ボクの体重は72キロから62キロまで減ってた。

 

 

今は別居中で同居解消の方向で具体的な話をしているんだけれども、たまにボクを敵みたいな言い方するときがあるんだよね。

嫁の考えがときどき読めないんだわ。

この話に仕方なく付き合ってる感がたまに漏れてるんだよね。

2人で住む賃貸を借りても、先にボクだけ住んでて自分はしばらく行き来するみたいな話をしてたけど、なんだか結婚生活ってなんなのか分からなくなってきたよ。

友達夫婦なんて子供もいて幸せそうなんだが、なぜ私たちはこんな妙なイザコザをして、お互いをどこまで信用して良いのかわからないような状況なんでしょう?

こっちは考えてることを素直に話してるのに、嫁は聞くだけで特に意見はしないし、呪文のように子供がー早くしないとーって話ばかりだし、子どもの話も大切だけど、その前にその土台をきちんと作る必要があると思うんだがね。

 

嫁よ、家から一回出よ。

親子べったりだからべったりじゃない状況を知らないだけだろ?

専門家から見ても、お互いに心配しすぎて本当の病気らしいぞ。

エピソード4 味方のいない家の中で

さて、引き続き

 

4. 若夫婦は親のいうことに従うべきという謎の支配。マウンティング。

 

こりゃ、もう一言だわ。

父娘だけでやっとくれ。

 

どこの同居家族にもあるんだろうけど、腹立つんだわ。

 

うちの実家族だと、そういうのは高校生あたりまでだったかなぁ?〜しろ、〜するなとかいう強制は全くなかった。大学生以降は自分で責任がとれるなら自由にして良いって感じだったし、それまでもアドバイスはくれるけど強制とか命令とかなかったな。

親が理不尽なこと言ったりしたらビシビシ言ってたからね、反論もしてたし。うちの理不尽と義家族の理不尽は程度も違うけど。

 

そして話は本筋に戻る。

嫁もボクも動物が好きで、結婚したら猫か犬を飼おうという約束をしてた。だからちょいちょい見に行ってたんだ。

ある程度、飼う犬の目星がついたから、相変わらず重苦しい空気の居間で話をしたのよ。

犬を飼おうと思ってて、こういう犬で、どこを生活スペースにして…って話をしてたらさ、話にならないんだわ。

「ダメだ!外の犬小屋に入れて番犬にしろ!番犬にしないなら飼うな!」と。もはや意味不明なわけだよ。ボクも嫁も許可を願おうとしてたわけじゃない。こうしますからって話をして何か希望があれば聞こうと思ってたのよ。

 

全く話にならなくて、嫁は何を言いたいか理解できなかったが何か説明していた。ボクはこんな意味不明な話を進める気もならんから、もういいやって思ってた。

結局義父はそっぽ向いたまま「好きにやればいいじゃないか!」と怒鳴り始めたので、「そんないい加減な会話をするつもりで話をしたんじゃない!それならきちんと話をしてください!」ってボクが怒っちゃった。てへ

 

「貴様!命令したな!」とか義父はブチキレてたけど、あまりにも腹がたつからテーブル板を殴りつけてやったよ。てへ

「暴力までふるったな!」てまたブチキレてた。

 

これが、夫婦仲まで冷え冷えになり、ボクが精神を病んでしまった鬱発症事変である。

 

まぁ、どこかでクールダウンしないとなと思って、ボクから謝ったんだよ、そうしないと落とし所が見つからないからね。

 

そこで来た答え、普通の大人なら「いや、こっちも熱くなって申し訳なかった。今度からこうしようああしよう」とか建設的な話に持ってくもんだと思ったけどさ、違うのよ、さすが期待を裏切らない。

 

「オレはこのこと死ぬまで忘れないからな。」(ギロ

と。

そこから溢れ出すようにボクへの不満を怒鳴り散らかすわ、嫁はなぜかボクは動いても口も開けてないのに、ボクを止めてるわ、意味不明なんだわ。

嫁よ、違う!違うって!ボクを止める必要はないだろ…

 

挙句の果てに、何を言いだしたかというと、よそは孫もいるのに、お前たちは何をしてるんだ!と。どうなってるんだ!逐次子作りの状況を報告しろ!報連相しろ!て怒鳴ってた。

 

まさか、ここまでとは…と思って無視してたのよ、さすがに嫁も何か言うだろうと思ってた。

 

「…はい」

 

は?

 

は?

 

はい、じゃないだろ、嫁よ!

バカなことばっかり言うな!くらい言ってくれよ!

 

さすがに呆れた。

もはや、家の中にボクの味方すらいない状況だと悟った。あまりにも腹が立ったから夜中にタバコ持って外にでた。

 

恥ずかしいけど、泣きながら父ちゃん母ちゃんに電話したわ。だって、外に飛び出したところで自分が行けるところがないんだもんな。自分側の親戚の1人でもいれば全然違うんだけど。

 

少し離れた公園で電話してただけど、嫁から電話もないし、探しにも来なかったなぁ。

 

あの孤独感だけは絶対に忘れられない。

 

 

その時、本当に行くところがなかったから、とりあえず戻った。

 

でも、その時ひとつ明らかになったことがあった。

 

それは簡単。

最早この義父との付き合いは無理であるというこ。これに尽きる。

 

先に同居するという駒の進め方で間違いなかった。義家族の素性がわかったからね。

自分の懸念したとおりというか、それを超える素性を見れた。

 

その夜、嫁はボクに謝ってきた。

お父さんも寂しいんだから少しは分かってあげてよとかなんとか言ってたけど、

 

違うよね?ボクに言うんじゃなくて、自分の親に、何考えてるか知らないけどああいう態度はやめてよくらい言ってほしいんだけど…

 

そうならないようにひとつ屋根の下に住んでるんだろ?

 

翌朝ボクに謝まるように言っとけよってだけ言って寝た。あと、同居を解消するからその話もしとけってね。

翌朝、ムスっとした顔で、すまんねと言われた。

 

同居を解消する話をきちんとしたか嫁に聞いたんだか、「あんなこと次言ったら同居はもうやめる」って話をしといたよって。

 

おいおい!

一回多いぞ!

ボクは「次」なんて言ってないぞ!